電話占い紫魂では電話占いとは別に、除霊・浄霊・波動修正・縁切り・縁結びなどの各種祈願も行なっています。まずは霊能者が相談者を霊視して、本当に霊障によるものなのか等を判断し、必要性を見させていただきます。ご質問や申し込みは、まず電話占い紫魂受付へお電話ください。
おそらく多くの方が“除霊”と“浄霊”の厳密な差をご存じでないかと思われますが、“除霊”が「宿主に憑依している悪霊を身体の外に追い払う」という行為であるのに対し、“浄霊”は「悪霊の抱えている“怒り”や“悲しみ”といった想念を浄化し、成仏させてあげる」という行為を指します。ですから、仮に突然のアクシデント等によって謂れのない霊障に苛まれた方の場合は“除霊”で十分なのですが、自分自身に起因する何らかの因果の結果として霊障に苛まれている方の場合、“除霊”だけではすぐにまた同じ霊に憑依され、元の状態に戻ってしまいます。事態の根本的解決を図るには“浄霊”を行わねばならないのです。
多くの場合、“浄霊”は“除霊”とワンセットで行われます。悪霊に取り憑かれた方のご依頼を受けた場合、まず宿主に災厄をもたらす悪霊を「説得して出ていってもらう」、あるいは「強制的に追い出す」などの措置を取り、“除霊”します。その後、体内から悪霊が離れたのを確認してから“浄霊”へと移ることになります。どうして“除霊”のあとに“浄霊”を行うかというと、理由は二つあります。一つ目は「霊を宿主から離れさせた状態の方が術が効きやすい」というもの、そして二つ目は「“除霊”というプロセスを通して霊の目的を理解した方が “浄霊”へとスムーズに移行しやすい」というものです。一つ目は「そういうものである」と理解していただくほかありませんが、二つ目は“浄霊”という行為の本質を理解すれば、どうしてなのか自ずと見えてくるかも知れません。
悪霊は本質的には“魂”であり、元は生きている人間であったケースが殆どです。少々例外はありますが、基本的には「人間の魂が何らかの“未練”を残したまま死を迎えてしまい、成仏せずに現世に留まり続けているもの」と認識してしまって問題ありません。悪霊はその“未練”ゆえに生きている人間に害をもたらしますが、実のところ心の底から「誰かを傷つけてやろう」と思っている霊は決して多くはないのです。「この怒りを理解して欲しい」「この悲しみを癒して欲しい」といった感情のなれの果てで人に害をもたらしている場合がほとんどなのです。こういった霊の本当の言葉を聞き、その怒りを理解し、悲しみを癒し、現世に留まり続けている理由、 “未練”を解消することで、魂を浄化し輪廻の環へと戻してあげることこそが“浄霊”の本質なのです。
ですから、本当に良い霊能者とは、霊的な意味で強力な存在であると同時に、優れた人格者でもあります。霊能者は、誰よりも人の弱さを理解していなければならないのです。