霊現象が頻発する物件、手にした途端に不運に見舞われる品物……。そんな「いわくつき」にまつわる怪談をご紹介するとともに、私ども電話占い紫魂でも指折りの除霊能力を持つ、神想霊能者の霊視コメントもご紹介いたします。
神想(しんそう)霊能者
霊能者紹介
これまで解消できなかった霊障はないというほど、ずば抜けた霊能力の持ち主。除霊・浄霊能力の高さにくわえ、片想いを叶える霊能力にもすぐれており、口コミサイトでもたびたび話題になっています。
~東京都・赤坂朋美さん(32歳)の場合~
朋美さんは、ある物件を一目見て気に入りました。その部屋はマンション最上階の20階にあり、眺めは最高。しかも駅から徒歩2分と利便性も抜群で、一緒に物件を見に来ていた年下の彼もここに住むことに大賛成です。朋美さんは契約を即決しました。ウキウキした朋美さんでしたが、ひとつ気になる点がありました。営業マンの一瞬の顔の変化です。心底ホッしたような表情を浮かべたのですが、ノルマ達成か何かによる安堵だろうと、そのときは思ってしまったのです。
様々な手続きをすませ、晴れて入居。けれど、引越し当日からおかしなことが起きてしまいました。同棲相手の彼が急に不機嫌になり、朋美さんに暴言を吐き始めたのです。いつもは何を言っても従順な彼だけに、朋美さんは驚きました。そしてその日から、彼が豹変する出来事が頻発するようになったのです。
「いつもお前は偉そうなんだよ。自分が金出してるからって、威張ってんじゃねぇよ!」そう叫んで出ていってしまうこともあれば、急に殴りかかってくることも。けれど、その後は打って変ってやさしくなるのです。でも、その日は違いました。走って家を出る彼を走って追いかけましたが、どこにも彼の姿はありません。数分前までは仲よく一緒にテレビを見て、旅行の計画なども立てていたのに……。そしてその日から3日経ちましたが、彼は戻ってきませんでした。電話占い紫魂にお電話をくださったのは、この一連の出来事には何か霊的なものが関与しているのではないかという、朋美さんの直感によるものでした。
~神想霊能者の霊視コメント~
霊視したところ、女性の霊の姿が見えました。現在お住まいのマンションで亡くなった方ですね。年齢は朋美さんと大体同じくらいで、年下の彼もいたようです。その彼から振られたことを苦にし、彼女はこの部屋で命を絶ちました。朋美さんたちが仲睦まじそうにしている姿を見て、霊の怒りの矛先はお二人に向けられてしまったのですね。
もう少しご連絡が遅ければ、朋美さんは霊に憑依された彼から命を奪われるところ。危ないところでしたが、彼女の魂は私の除霊・浄霊により、天に昇っていきました。
ここで朋美さんとこれをお読みの皆さんへのお願いなのですが、その彼女のことをどうか悪く思わないであげてほしいのです。ここではあえて語りはしませんが、彼女が辿った悲しい運命を知れば、貴女もとても彼女を恨む気にはなれないでしょう。彼女の冥福を、ご一緒に祈っていただければ幸いです。
ところで、本来であれば、訳あり物件をあっせんする際には、不動産業者はその事実をきちんと入居者に説明しなければならない義務があります。しかし、なかには事件後2度目以降の入居者には告知しない不動産業者が存在することも。このケースの場合も何度か入居者が入った後だったため、朋美さんへの説明はなされませんでした。このようなケースもあることを、読者の皆様は胸にとどめておいていただければと存じます。そして入居前に少しでも不審な点があったら、不動産業者に尋ねることです。
この世のあらゆるものには霊が宿り、人間に影響を与える可能性があります。しかし、特別な霊能力がない一般の方であっても、わずかながら危機本能は残されているものです。商品を手にとってみたり、物件の空気を吸ったりして、少しでも嫌な感じがするものは避けてください。そして、後から「どうもおかしい」と気付いたら、そのときは私をはじめとする紫魂の霊能者にご連絡ください。何らかの対処をすることが重要です。